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会社概要

ふるさと
金沢とともに140年

明治14年、徳野商店は
金沢市民の台所である
近江町市場にて創業。
その後、時代の流れを経て、
金沢市中央卸売市場へ移設し
今日まで、移り変わるふるさと
金沢とともに歩んできました。

ごあいさつ

弊社は、明治14(1881)年に高祖父・芳邦が金沢市近江町(青草辻)市場にて、荒物(生活雑貨)商を開業し、大正、昭和、平成の時代を乗り超えて、2021年に140年を迎えました。創業当時の「荒物」から「石けん・洗剤 ・日用雑貨」へと商材を変化させ、時代と共に移り変わるお客さまの声に寄り添ってまいりました。

私たちが扱っている日用品は、消耗品ですが、毎日使う “なくてはならない”必要不可欠なものです。だからこそ、毎日を清潔で・楽しく快適に!! そして、お客さまのご要望に少しでもお応えし、お手伝い出来れば、これほど嬉しいことはありません。

日々、生活スタイルが向上・多様化し、お客さまのニーズに合う商品は目まぐるしく変わってきましたが、昔も今も変わらないのは“お客さまのご愛顧”です。本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も信頼を大切に、「徳野に頼んでよかった」と喜んでいただける会社を目指し、これからも社員一同、真摯に、頑張って参りたいと考えております。

代表取締役社長徳野 芳彦

徳野商店のあゆみ

明治から令和まで、その時代の出来事と
一緒に当社の歴史を紹介します。

  1. 徳野商店創業

    明治14(1881)年

    金沢市武蔵が辻にある近江町市場で
    荒物(生活雑貨)商を開業。
    明治時代初期、日本に西洋の文化が入ってきて、社会や人々の暮らしが変わって
    いきました。
    そのような文明開化の音がする時代に、
    商店や問屋では宣伝のために
    「引札(ひきふだ)」と呼ばれる、
    広告チラシが作られ、
    当店でも作って配布していました。

    明治時代の引札(チラシ)

    明治時代の引札(チラシ)
    (金沢市立玉川図書館蔵)

    明治時代の引札(チラシ)

    明治時代の引札(チラシ) すごろく風

    大正時代の引札(チラシ)

    大正時代の引札(チラシ)
    打ち出の小槌に大袋を背負った大黒天
    (七福神の一人)

    現代の引札(チラシ)

    これが現代版引札(チラシ)
    キャラクターも誕生しました。
    ホームページを活用した宣伝も
    しています。

  2. いち早く電話を引く、
    番号は「1234」

    昭和初期

    昭和初期、金沢市内に電話が開通すると、
    新しいもの好きな社長は、
    いち早く電話を引きました。
    「1234」の番号を取得し、
    現在も当社の電話番号として
    使われています。

    昭和初期の電話

    昭和初期の電話機
    (金沢くらしの博物館所蔵)
    写真提供/金沢くらしの博物館

  3. 株式会社徳野商店設立

    昭和21(1946)年11月

    この頃の近江町市場は、
    店舗の上に住居がある造りで市場内に
    暮らしていました。
    そのため、倉庫がなく、住居内にも
    在庫がぎっしりと並んでいました。

    戦後、昭和31(1956)年高度成長期の始まりの頃の徳野商店

    戦後、昭和31(1956)年
    高度成長期の始まりの頃の徳野商店。
    社長(左)と番頭さん(右)。
    懐かしい商品がところ狭しと並んでいます。
    二人の間にあるのは、マッチ箱。
    ※白黒写真をカラー化しました。

  4. 配達はリヤカーから
    ミゼットへ

    昭和30年代

    当時配達は、自転車でリヤカーを
    引っ張って行っていました。
    のちに、ダイハツ「ミゼット」が
    発売されると、
    “新しいもの好き”な性分から、
    すぐに取り入れました。

  5. 金沢市中央卸売市場内に
    付属売店開店

    昭和41(1966)年

    近江町市場を
    小売専門の商店街にする方針により、
    当社をはじめ(卸業者)は
    金沢市西念町に新設される
    金沢市中央卸売市場へ
    移転することになりました。
    先行して、市場内に付属売店を開店。

    この頃、金沢市中央卸売市場には
    加賀市から羽咋市に渡る広範囲から
    多くの小売業者が競りに訪れ、
    売店は非常に活気を見せていました。

    昭和41年 付属売店の開店時

    昭和41年 売店開店時の様子。
    お祝いの花輪が飾られています。
    段ボールに記された「キンチョール」や
    「ダイヤ」のロゴが懐かしい。

    • プラスチックザル

      当時は…

      ・名入れのうちわや金網のハエタタキ、日差しよけのナイロンすだれが大人気! ・今のように大型店がなく、お盆には線香やロウソクを買いに来る人でごった返しました ・プラスチック製品が誕生すると「ざる」が飛ぶように売れました

  6. 本社社屋完成・移転
    (金沢市西念)

    昭和46(1971)年

    金沢市中央卸売市場に
    売店が先に移転し、
    その5年後に本社社屋が完成し、移転。

    昭和47年 本社社屋完成を祝う祝賀会の様子

    昭和46年 本社社屋完成を祝う
    祝賀会の様子

  7. オイルショック

    昭和49(1974)年

    トイレットペーパーの買い占め騒動もあり、
    トイレットペーパーが不足し、
    当社にも問い合わせが殺到。

    • 入浴剤

      当時は…

      時代は高度経済成長期からバブル経済期へと。画期的な新製品が次々と誕生し、飛ぶように売れました。
      例えば…
      ・生理用品「ロリエ」「ウィスパー」「ソフィ」(初めてメーカーブランドの紙製生理用品が誕生) ・入浴剤「日本の名湯」「バブ」や洗剤セットが大人気を呼び、倉庫も事務所もギフトが山積みに。

  8. 台風19号発生、
    仮店舗が暴風災害に

    平成3(1991)年9月

    金沢駅西口と金沢港を結ぶ、
    通称50m道路の開通に伴う
    区画整理により、
    本社の移転工事が行われていました。
    その間、2階建てのプレハブで
    仮営業しようとした矢先、
    台風19号による大暴風でプレバブが
    倒壊するほどの被害がありました。

  9. 50m道路開通

    平成4(1992)年

    現在地に社屋が完成

    現在地に社屋が完成
  10. 創業140年を迎える

    令和3(2021)年

    日用雑貨を取り扱う大型店が増え、
    専門卸業社が淘汰される中、
    当社は140年を超えて看板を守り、
    お客様にもメーカーにとっても
    稀少な会社となりました。
    今後もお客様のご愛顧にお応えし、
    存在感を発揮する企業として
    成長していきます。

会社概要

社名 株式会社徳野商店
所在地 本社
〒920-0024 
石川県金沢市西念4丁目18番5号
TEL076-221-1234 
FAX076-221-1241
創 業 明治14(1881)年
設 立 昭和21(1946)年11月25日
資本金 1,000万円
代表者 徳野 芳彦
事業内容 日用雑貨総合卸業
営業時間 9:00~17:00(月~金)
休業日 土・日・祝日
(年末年始・夏季盆休暇)
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